6月に入ると和菓子屋さんの店頭に並ぶのが「鮎」です。と言っても魚ではありません。また特に冷菓でもありません。もちろん材料にアユを使っているわけでもありませんよ。由来はいくつかあるそうですが、元々岡山県で焼かれていたカステラ生地の和菓子が「鵜飼」で有名な京都・岐阜などで鮎の形に焼かれのが始まりのようです。初夏の渓流を元気に遡上する「若鮎」のイメージから夏を告げるお菓子になったそうです。お菓子にも文化を吹き込むなんて素晴らしい国民ですね。

今日のお店は阪急宝塚線「三国駅」の改札前にある「菓匠千鳥屋宗家三国店」。関西では主要駅前には必ずある大手チェーン和菓子店ですが、創業は寛永7(1630)年なんですね。店頭の右にも鮎の幟が掛かっています。
