野里町歩紀

月1回のペースで大阪近郊の「野」「里」「町」を歩きます。そして合間にちょっと気になったことや世情について思いつくままつぶやきます。ただ論争は好みません。

和菓子で感じる日本の伝統文化26~「酒饅頭」~

 前回、阪急十三駅西口の真ん前にある「喜八洲総本舗十三本店」のみたらし団子を紹介しました。喜八洲さんは、みたらし団子で有名なのですが、実は、元「酒饅頭」屋さんだったようです。お店の裏に当たる国道176号線の高架横には、こんな石碑が立っていました。五代目の方が建立した真新しいものですが、天保年間に酒饅頭屋さんとして創業されたようですよ。

 

 ということで今日のお菓子は「酒饅頭」です。日本各地で食べられていますが、鎌倉時代から室町時代にかけて中国から伝わったようです。小麦粉の生地に酒粕酵母を混ぜて発酵させるんですね。蒸したては、ほんのりと酒の香りがし、食べれば体が温まることから、冬の季語になっています。あの香りは麹が発酵したもので、アルコールは含まれていませんよ。

 

 以前、大阪梅田のお初天神通りに、喜八洲さんの支店があったのですが閉店しました。赤提灯がぶら下がり、居酒屋と見間違えるようなレトロな店だったのですが…。そこで今日は、阪急十三駅の2・3番ホーム中ほどにある「喜八洲総本舗十三駅構内店」です。十三駅自体が建て替えがされていない古い駅舎なので、ちょっとレトロな感じがします。ここも行列ができていますね。1個(税込120円)から買うことができます。なお、冷めちゃうと皮が固くなるので、温かいうちに食べましょう。