間もなく令和7年も終わります。一年間ありがとうございました。そして皆さんお疲れさまでした。今年最後の和菓子は「でっちようかん」です。甘さ控えめというか素朴というか、要は「薄味」のようかん(羊羹)です。一般的な甘い濃厚なようかんとは異なり、寒天や水が加えられているので、あっさりとした味です。滋賀県や福井県。大阪の能勢など寒い地域で作られていたそうです。

諸説ありますが、地方から京や大坂へ奉公に出ている「丁稚(でっち)」でも買えたことから、こう名付けられたとか。水気が多く傷みやすいので、常温でも保存できる極寒の地で作られたのでしょうね。年末に故郷への帰省を許された「丁稚どん」たちが、親元や奉公先への手土産に持って帰ったのかも知れんませんね。

今日のお店は、大阪府豊能郡能勢町にある「木田菓子店」です。ここは、駅前でもなくアーケードもありませんが「森上商店会」といいます。大阪府最北端の商店街でしょうか。お店の前にある幟を見てもわかるように「でっちようかん」で有名ですが、洋菓子や高級和菓子も扱う、結構有名なお菓子屋さんですよ。
