先日、町中のATMを利用した時のことです。私がタッチパネルを操作しようと思って手を延ばすと、全然関係ない画面が現れました。「あれっ」と思いそのままにしていると「もう一度最初からやり直してください」のアナウンス。もう一度手を延ばすと、また訳の分からない画面が出ます。機械の調子が悪いのかなと思い、隣の機械に移動しても同じです。その時、初めて気づきました。
私が着ていたダウンジャケットの袖部分を絞るマジックテープが老朽化していたため、うまく引っ付かずだらんと垂れていたのです。そして私が手を延ばすと同時に、垂れ下がっていたマジックテープの先っちょがタッチパネルに当たり、反応していたようです。写真的にはこんな感じです。

最近のタッチパネルは、本当に精度が良いですね。そして原因がわかったので、袖口を押さえながら、指先でタッチパネルを押しました。ところが今度は反応しません。実はこんなことはよくあるのです。年を取ると指先に油や水分が行きわたらず、タッチパネルが反応しないことが。新聞でも本でもノートでも指先でめくることはできません。昔、じいちゃんが新聞をめくる時、指先を舐めていた理由がよくわかりました。年を取るとあんな精巧なタッチパネルでさえ指と認識せず、拒否られるんですよ。高齢者には使い辛いですね。やはりキーボード式の方が良いです。
私の体から一定量の水分と油が失われた時、私の一生は終わるのでしょうね。情けない。