野里町歩紀

月1回のペースで大阪近郊の「野」「里」「町」を歩きます。そして合間にちょっと気になったことや世情について思いつくままつぶやきます。ただ論争は好みません。

公務員という人種7~「下級公務員」~

 これまで公務員の仕事について、いろいろお話ししてきました。そんな中、選挙で選ばれる「政治公務員」は別として、「医師」や「裁判官」。今回触れませんでしたが、大使・公使などの「外交官」。そして中央省庁に直接採用される「官僚」と呼ばれる人たち。みんな私と同じ公務員です。ただ、同じ公務員でも、おそらく私とはまったく違う世界の人たちだと思います。一体どこが違うのでしょうか。おそらく「頭」でしょう。皆さん超難関と呼ばれる大学を卒業したり、とても難しい試験を突破してきた人たちです。そんな彼らは「上級(職)公務員」と呼ばれています。段々と答えが見えてきましたね。

 「上級」の対語は「下級」。別に「一流」に対して「三流」でも構いません。「中流」「二流」という言葉は、いわゆる「非エリート」。つまり「下流」「三流」と同義語です。通常、私たちが話している公務員とは「下級(三流)公務員」のことです。ということで、この記事における公務員とは、特に注釈がない限り「下級公務員」であると決定しました。

 では「下級公務員」とは、具体的にどんな職業なのでしょうか。一般的なイメージでは、役所の職員、学校の先生、市バスの運転手、自衛官・警察官・消防士などの公安系職員などでしょうか。そしてどんな方法で採用され、働いているのでしょう。

 みんな普通に勉強し、自分の学力(偏差値)に見合った学歴や免許を身に付け、公務員採用試験という就職試験を受験して合格。採用後は法律で定められた業務に従事し、法律で定められた俸給表に基づいて賃金を得る。その中から税金と社会保険料を納める。憲法で保障された「職業選択の自由」。憲法で定められた「教育」「勤労」「納税」の三大義務を忠実に履行しているだけで、何ら普通のサラリーマンと変わりありません。収支がすべて把握されているので「裏金作り」も「脱税」もする術がありません。自営業じゃないので「経費」でも落とせません。

 そして先進民主国家において、公務員の俸給が税金から支出されるのは、当然かつ健全なことです。特定の企業や政党、宗教団体から1円の金ももらったことはありませんし、ましてや税金を盗んだ覚えもありません。

 世襲で就職したわけではありません。親方が星条旗や赤い旗ではなく「日の丸」でよかったです。下級公務員も普通の国民なのです。ご理解ください。(続く)