野里町歩紀

月1回のペースで大阪近郊の「野」「里」「町」を歩きます。そして合間にちょっと気になったことや世情について思いつくままつぶやきます。ただ論争は好みません。

公務員という人種10~「質素」~

 職業とは別に、裕福な家庭に育った人。株で一儲けした人。多額の遺産を相続した人も。人それぞれです。これからは、あくまでも「一般論」です。

 公務員の生活。「貧乏」ではありませんが「質素」です。おそらく民間の方は、接客や取引先との関係などから、いい加減な服装はできないので、おそらく「自腹」で着飾っているのでしょうね。公務員生活が長いと、民間の方はとても魅力的に見えます。みんな良い物を着ています。そういう意味で公務員は、服装や化粧に気を遣う必要はありません。事務服に腕抜き、作業服でも良いのです。映画「砂の器」で今西刑事(丹波哲郎)が聞き込みに行った「浪速区役所」の職員のような感じです。逆にブランド品や貴金属で着飾っていると反感を買います。
 私生活でも、いわゆる高級ブランド品はほとんど持っていません。仮に一つや二つ持っていても人には見せません。公務員社会では、そういうのが一番嫌われます。人に見せないブランド品なんて意味がないので、やっぱり持っていません。冠婚葬祭用です。

 私が勤務している小学校の先生もそうです。「その運動靴、何年履いているの?」というような靴を履いています。おそらく子どもたちの方が「アシックス」や「ミズノ」など良い物を身に付けているでしょう。一度、体調不良で学校近くのクリニックに行った若い女性の先生が、「すぐに精密検査を受けてください」と言われ、そのまま紹介された「梅田」の病院に行くことに。検査を終え帰ってきた時「こんな格好で梅田歩いてしもた」と半べそで話していました。
 ビジネス街や逆に官庁街の昼食時。見る人が見れば公務員はすぐにわかります。「くすんで」います。「そんな格好でも公務員って仕事が務まるんですね。民間では通用しないよ」。そうでしょうね。それで通用する程度の職業なのです。(続く)