教員は数年ごとに転勤があります。特に私のような「会計年度任用職員(非正規公務員)」の場合、早ければ1年で転勤します。そしてその度に感じるのが「6年生」の存在です。
6年生と5年生。たった1歳しか違いません。個人差もありますが体格や運動神経、学力などそんなに差はありません。見た目はどちらもほぼ大人です。時には6年生より大人びた5年生もいます。
しかし6年生はなかなか統制が効きません。おそらく性徴期であるとともに、6つの階層のトップとしてプライドというか矜持というか意地というか。そういうものを6年生は持っているのかも知れません。5年生にはそういうものを感じません。ある面、5年生はとても素直です。
そして6年生は中学校に上がれば、袖の長い制服から指だけを出し、身体を傾けて重い学生カバンを片手で持ち、「ピカピカの1年生」に戻るのです。おそらく彼らは中学に入学した当初は、先生から言われることや2年生3年生ができることが何一つできないでしょう。中学校は大人の世界です。そんな中に子どもが入って行くのですから。こうして大人になって行くのでしょうね。
間もなく、卒業式です。