野里町歩紀

月1回のペースで大阪近郊の「野」「里」「町」を歩きます。そして合間にちょっと気になったことや世情について思いつくままつぶやきます。ただ論争は好みません。

小学校支援員~中学校の入学式~

 6年生たちが進学した中学校の入学式。正式に招待されるのは、校長先生と6年生の担任だった教員だけです。通常この時期は「春休み」です。私は、参列者外として勝手に中学校の校門前に行き、その春卒業した元6年生を迎えました。保護者と一緒に並んでいる元6年生に「おめでとうございます」と声をかけながらのお迎えです。

 受付も終わり校門が閉まりました。そこへひとりの元6年生の女子がやってきました。ちょっと家庭に「課題」のある児童でした(今は「問題児」ではなく「課題児童」と言います)。結構気の強い女の子です。保護者は入学式に参列しないようです。

  ここからは私の勝手な想像です。

 同級生たちは真新しいセーラー服に身を包み、保護者も式典にふさわしい服装で一緒に並んでいます。そんな中、ひとりで並ぶことができなかったのでしょう。みんなが式典会場(体育館)に入った後、あえて遅刻して来たのです。校門は閉まっています。そこにたまたま知っている顔の私が立っていたので、声をかけてきました。私は中学校の職員ではないので、どうしようもできません。そのため学校のインターホンを鳴らし「〇〇小学校の者ですが、うちの子(児童)が遅れてきまして……。」

 出てきた中学校の先生も大体の事情は察しているようです。「わかりました。ありがとうございます」と言って彼女を式典会場に連れて行きました。会場の席に座ってしまえば、保護者が来ていようがいまいがわかりません。

 「ご入学おめでとうございます」