私は、「在職老齢年金制度」の改正により63歳から厚生年金がカットされることなく受給できるようになりました。随分と生活は楽になってきましたが、やはり完璧とはいえません。そして65歳に。やっと「国民年金」が受給できる年齢になったのです。

厚生年金は「特別支給の老齢厚生年金」から「通常の老齢厚生年金」に呼び名が変わりました。すでに在職老齢年金制度の上限額が法改正により引き上げられているので、金額的には変わりませんが、60歳を過ぎてからも5年間、再就職先で厚生年金を掛けながら働いてきたので若干アップされました。
また65歳に達したことにより、厚生年金に妻の「加給年金」が加算されます。加給年金とは、厚生年金に20年以上加入していた者は、65歳に達した時点で配偶者が65歳に達するまで加算される、いわば厚生年金の「扶養手当」のようなものです。とはいえ月額34000円ほどあるので年金受給者にとっては大金です。
再就職先の給与所得に加えて「国民年金」「増額された厚生年金」「加給年金」。これらによって贅沢をしなければ、なんとかそれなりの生活ができるようになりました。こうして考えると退職から5年間、特に最初の3年間は本当に苦しい生活でした。(続く)