野里町歩紀

月1回のペースで大阪近郊の「野」「里」「町」を歩きます。そして合間にちょっと気になったことや世情について思いつくままつぶやきます。ただ論争は好みません。

第二の都市「地下街」

訪問日:平成22年5月23日(日)
出発:地下鉄「東梅田駅
到着:地下鉄「西梅田駅


 大阪は日本第二の都会である。しかし、やはり日本第一の都会「東京」にはかなわない。私は東京で5年間暮らしたことがあるが、東京の大きさは大阪の比ではない。ただ、東京よりも自慢できるものがあるとすれば、それは「地下街」だろう。大阪の地下街はすごい。ビルの地階や地下通路の商店街ではない。「第二の都市」だ。

 大阪には大阪駅を中心とした「キタ」と難波駅を中心とした「ミナミ」。そして天王寺駅付近に地下街がある。そんな中で最も大きい「キタ」にある梅田の地下街を歩いて見た。給水、トイレはもちろん、雨が降っても大丈夫だ。(歩行距離8キロ)


 地下鉄「東梅田駅」を上がったところに大阪府警の「コミュニティープラザ」がある。今日はここをスタート地点にしよう。


 奥には交番があり「地下の交番前」といえば誰もが知っている「キタ」でも最もポピュラーな待ち合わせ場所だ。


 一番奥は大阪府警の広報センターのようになっている。


 交番前が「ホワイティうめだ」という地下街。ホールのようになっているので東の方向「泉の広場」方面に向かう。喫茶店や飲食店が多く、有名なたこ焼き屋さんもある。


 4~5分で「泉の広場」に着く。ここは曾根崎東交差点の真下にあたり噴水がある。ここもよく待ち合わせ場所に利用されるがキャッチセールスなども多い。やっぱり待ち合わせ場所は「交番前」が安心だろう。


 今日は昼スタートだったので食事をしよう。地下街を歩くと言いながら、いきなり地上に上がる。泉の広場を北に上がるとM-1(又はM-5)という地上への出口がある。そこを上ったところは「阪急東通り商店街」と言う賑やかな商店街だ。そこにあるお好み焼き屋さん「美舟」で「ミックス焼き」を食べることにする。


 ここはチェーン店のお好み焼き屋さんではなく昔からのお店だ。私は大阪で育ったのでお好み焼きは小さい頃からよく食べた。ここは、今流行の鉄板に薄くメリケン粉を伸ばして上に具をのせるという「一銭焼」風ではなく、昔ながらに「カップ」にメリケン粉とキャベツ、卵などを入れスプーンで「カシャカシャ」かき混ぜて焼くスタイルだ。マヨネーズはかけない。(私は何故お好み焼きやたこ焼きにマヨネーズをかけるのか理解できない。ソースの味がなくなっちゃうよ)。そして当然、箸もない。「コテ」で食べるのだ。それがお好み焼きというものだ。


 満腹になったところで店を出て左に。すぐに地下に下りる階段とエスカレーターがあるので、再度地下街へ。ここらはナビオ阪急の地下にあたる。


 「ホワイティうめだ」の「ノースモール1」を歩く。ここらは「立ち飲み屋」や「居酒屋」が多い。


 大阪の地下街は「街」なので、地上とは別に「住所表示」があるのだ。


 婦人洋品店が目につき始めると「プチシャンモール」だ。その突き当たりに「プチ北広場」がある。ここは「阪急三番街」。裸婦像が眺める方向へ進む。


 ここは「ホワイティうめだ」とは別で「阪急王国」と呼ばれる大阪駅北側の地域。阪急梅田駅の地下1、2階が「北館」「南館」の4ブロックに分かれている。「川が流れる三番街」として有名な所だ。


 川の「源流」にあたるトレビの広場。小さな女の子がビーナス像を眺めている。


 地下1階の南館は「ファッションミュージアム」と呼ばれている。


 地下2階は「グルメミュージアム」と呼ばれ飲食店が多い。


 「阪急三番街」を後にして「ディアモール大阪」へ向かう。


 ここは大阪駅南側で「ダイアモンド地区」と呼ばれる五角形をした街の地下だ。比較的新しくできた地下街で若者向けのお洒落な店が多い。「ディアモール」とはイタリア語でダイアモンドを表す「ディア」と英語の「モール」の造語。


 こんなところにも「交番」が。ガードマンではなく警察官がパトロールをしている。やっぱり「街」なんだな。


 実は、大阪の地下街には消防署の分駐所もあるのだ。


 地上には大阪駅前第1~第4ビルという高層ビルや阪神百貨店マルビルなどのホテルが建ち並び、それぞれのビルの地階ともつながっている。通路は一部吹き抜けになっており自然光が採り入れられている。宝飾店やプレタポルテの店が多い。


 大阪の地下街には「坂道」もある。


 ぐるっと周り阪神百貨店の地階前に出る。JR方面への階段脇には「二度付けお断り」の串カツ屋さんがある。ここは「串カツブーム」の前からあった店だったと思う。地下の街にソースの臭いが漂っている。


 阪神百貨店地階前から「ハービスOSAKA」方面へ向かうが、この通りには昔から「全国名店街」といわれる各県の名産品を売る店がある。旅行から手ぶらで帰ってもお土産が買える様、包装紙や袋も現地から取り寄せている。ただ、最近は店を閉じた所も多く、店のない県や1店舗で2県兼ねたりしている店もある。


 ここにも飲み屋通りがある。良い味(雰囲気)が出てるでしょう。


 「ハービス・エント」前に出るとナイアガラの滝のような大きな人工滝がある。


 この辺は「ヒルトン大阪」などホテルが多く、結婚披露宴帰りのグループなどをよく見かける。ここにも「滝」が。


 「ハービスOSAKA」は、ホテルや一般ビルの地階への通路となっており、きれいな花壇などが作られているが表通りに店はない。


 一番端まで行き、また同じ道を戻り、今度は「ドージマ地下センター」へ向かう。地下鉄「西梅田駅」横を南に進み、JR「北新地駅」を過ぎたところあたりから「ドージマ地下センター」になる。


 ここは、かつて「堂島地下街(ドー地下)」と呼ばれた老舗の地下街だ。それだけにちょっと寂れた感じもするが、地下街の南端にできた「堂島アバンザ」という複合商業ビルへの通り道となり、やや活気を取り戻した。通行している人たちのほとんどが傘を持っているのに気づきましたか?この日は「大雨」。しかし地下街は雨なんか関係ない。また、地上はすべて高層ビル。空中都市という「第三の都市」も開けている。


 大雨の中、傘もささずに2時間20分の「歩紀」。地下鉄「西梅田駅」の前で終了としたが、ここは梅田。「地下鉄」でも「阪神」でも「阪急」でも「JR」でも便利な駅へどうぞ。